いしたにーさんのあらよーっと!

株式会社ネクストセンセーション、代表のいしたにーさんがおくる、アレヤコレヤエンヤコラ。あらよーっと!

ジェンダー問題(運動会)に関して

こんにちは。

前回の更新から4ヶ月。
時の流れは早いものです。

先日報道で見たのですが、
小学校の運動会、男女の別無く、
徒競走を実施。
男の子(おそらく生物学的に)ばかり上位に。
とのこと。
その中で、問題はなんの工夫もないところ。
と指摘していた。

確かに。

まず、男女の別なくやってみたこの小学校の取り組みは一歩前進として評価すべきことだと思いませんか?

今までこうだったから、何か批判されるのは嫌だから今まで通りと何の変化もおこさないところよりは100倍マシだと思いませんか?


その上で、『工夫』の部分で言うと、
教育スポーツである学校での運動と
記録を求める社会人、プロ、オリンピックなどと
分けて考える必要があると思っていて、
後者は特にそれで生活をしている、
生活の糧になっている部分があるので、
ここは生物学的観点から分けて行うか、
可能であれば、各ジェンダーごとに
部門を分けて取り組むことが良いと思ってます。

そうなると観客の興味認知などから
ビジネスとして成立し難くなる可能性はあるものの、
昨今の社会的流れからそこへスポンサードする企業も現れるかもしれないとも思う。

そして、前者教育スポーツに関しては、
まず、性自認が生物学的性別と異なる生徒が
存在することを前提に、
学生の主張をしっかりと聞き、理解した上で、
各種目ごとに工夫することが前向きな姿勢であると思います。

具体的には徒競走は例えば50メートル走なら
1人ずつであれば体育の時間で計測したタイムに基づき組み合わせを決める。
これは手間がかかるのでリレーでいいならリレーにして、学生、生徒達でチーム組をする。
この時の指示としてはもちろん勝利を目指すことを大事にしつつ、次点とのタイム差が5秒。
などと成立条件を示すなど。

と、考えていると、教育スポーツで
個人競技はあまり必要ではないような気も
してきました。

自分の経験と、子どもの運動会の記憶でも、
個人で何位になったと言うことよりも、
チームが勝った、負けた、
友だちが頑張ってた、誰々のおかげで
チームが勝ったなど、自分はもとより
周りの友だちとの連携で結果がもたらされたことに
喜びや感動があったように思えます。

つまり、1人でやっても面白くないし、
周りのおかげで自分があると認識する
教育スポーツとしては、個人競技をなくしてしまう。
と言うのも賛否出ると思うけど、一歩進んだ施策かもしれないですね。

後最後にもう一つ。
人間成長や、自信や生きる喜びを感じるためには、
『できなかったことができる』が必要で、
スポーツにおいては、過去の成績を上回ること。

と仮定するなら、運動会で普段の体育の授業での
タイム進捗を見て、1番タイムが伸びた学生、生徒の表彰を多くの人の前ですることもイベントとしては良いことだと思います。

プレーするだけが運動会ではなく、
きちんと日々の功績もみんなの前で讃えること、
讃えられること。これも教育スポーツとして
ありじゃないかなと思いました。

弊社で学校での運動会のイベントコンサル、企画制作、運営など、ご協力できそうなことがあれば、
ご相談ください。

と締めたら宣伝になるとか思ったのですが、
僕が考えることなんて、
現場の先生方はわかっている話しなんですよね。
じゃあなんでそれができないのか。

そこが1番の問題点かもしれないですね。

教育現場の先生の大変さを理解しているからこそ、
外部から負担をかけない協力が必要だと思っています。

まずは芸術鑑賞会を弊社に丸投げして、
半日という時間を
学生にとって生の芸術表現を提供し、
先生方は休むなり、溜まってる仕事を片付けるなり、
有効に使って欲しいなと思います。

という宣伝で締めたいなと。


あらよーっと!!!