今年、日本が誇る唯一無二の
ミクスチャーロックバンド
『ROTTENGRAFFTY』が25周年。
私が20歳くらいのとき、
初めて彼らのライブを見ました。
結成当初でもあるこの時期。
アングラであったミクスチャーロック界隈は
ライブハウスで必死に戦っていました。
そして年月が経ち多くのバンドが解散、
休止していきました。
私の思うところでは、ミクスチャーロックバンドは
ポップスやロック、そういったところに反抗し、
いわばパンクに近い世界観で、尖っていた。
そんな気がします。
故にメンバー同士のぶつかり合いや、
お客さん、世間に迎合することを拒み、
独自の音楽観、世界観で突き進んで行き、
”業界”と呼ばれるところには、
ビジネスとして扱いづらい。
当時はそんな感じだった気がします。
多くのバンドが消えていく
(マインドや作品は絶対消えていない)中
ROTTENGRAFFTYがここまで走り続けてこれたのには多くの要因があるが、その一つ一つまではわかりません。
しかし一つ言えるのは彼らの人間性。
ライブのMCで度々、どん底まで落ちた。
などの表現をされていますが、
昔の動画を見るとKAZUOMIくんが
楽屋でライブハウスにキレていたり、
いろんなことがある中、
その時その時が”どん底”だと思って、
これ以上落ちることはない、
あとは上がるだけだと思い、
歩みを進めてこれた人間性。
諦めない気持ちと反抗心。
それだけじゃなく、周りの人や社会の流れに対して
変化していける柔軟性。
その人間性が今につながっていると思いました。
そんなROTTENGRAFFTYと対峙したのは
私が前職(曽根崎新地のはずれ)時代の
2006年、後輩のTac(ex:my-Butterfly)が
マニュピレーターとして学祭に来たときの再会。
あのROTTENGRAFFTYが学祭に!なんです。
ファンの方からすると『まさか』だと思うのですが、当時もどん底を繰り返しながら必死でその歩みを進めていた時で、きっとなんでもやってやる!
という事でご出演いただいたのだろうと思います。
(完全な妄想)
ちなみに余談ですが後年、SUPER BEAVERや岡崎体育さんもその学祭に出ていただきました。
あの学園祭に出演すると上向く。
そんな逸話もあったりなかったり。知らんけど。
その学祭後に後輩のTacから
『NOBUYAくんが話あるって・・・』
と連絡してきました。
あ、なんかしばかれるんや。
直感とはそういうものですw
昔々高校時代とかの呼び出しって、
直接ではなく、間接的に
『話あるねん』でしたよね。
あー、なんかしてしまってたんや。
と少し気落ちしながらも、
腹を決めて向かった先はBIG CAT。
こちらとしてはBIG BAD。
しかしすごく丁寧なNOBUYAくんからのお話し。
内容は割愛しますが、
僕で力になれることがあったら!
と思いました。
が!力がなくお役に立てずじまい。
このときから積年の思いが積み上がり始める。
その後しばらくして、
COMING KOBE実行委員長の松原さんが
ふらりと訪れ、『金くれ』と恐喝される。
※正確にはカミコベと一緒になんかできへんかな~的な話でしたw
おそらく2010年ROTTENGRAFFTYが松原さんのPINE FIELDS RECORDINGSから
This WorldをRELEASEした後だったかなと。
そしてCOMING KOBEでROTTENGRAFFTYとも
再度関わり始める(間接的に)
2015年、私が独立したキッカケで松原さんから
『こんなんできへ~ん?』と相談があり、
京都大作戦、そして年末のポルノ超特急(現響都超特急)にも関わり始める。ありがたい。
私の中では松原案件、ROTTENGRAFFTY案件はどんなことがあろうと絶対NOと言わない、絶対協力して力になる!と腹を決めていました。
あのときのBIGCATでのお話し、自分の力不足のリベンジを!という気持ちで
いっぱいでした。
そして2018年ROTTENGRAFFTY初の武道館公演、PLAY ALL AROUND JAPAN TOUR 2018 in 日本武道館。
ご招待いただき、奇跡、、、奇跡的な必然を目撃。
松原さんの『結果を決めて努力で帳尻』という座右の銘の如く、素晴らしい公演で、終演後の打ち上げも関係者、バンドマンが満員の
乾杯。
あらためてROTTENGRAFFTYというバンドの力を目の当たりにしました。
このバンドを応援することは、
自分の生きる意味の一つであると実感。
ちょっと大袈裟に思えるかもしれませんが
そうなんです。
そして月日は流れ、コロナ禍でもROTTENGRAFFTYの歩みは止まらず、居酒屋ロットンやアコースティックライブなど、時代にあわせて変化、進化し続け、
KAZUOMIくんがサウンドプロデューサーになったあとも、ギター不在のライブを敢行し、歩みは止まらない。
その後新メンバーとしてMASAHIKOくんが加入するが、それ以上無いくらいの適任者。
すごい迷いや葛藤があったと思う。(完全な妄想)
でも、今回の25th、響都グラフティーで完全体になったと感じた。
MASAHIKOくんのギターもめっちゃ好きで、
バンドサウンド的には今までのニュアンスは残しながら、新風を吹き込んだイメージです。
ギアが一つあがるというか
(何速まであるんだロットン)
そんな感じ。
だんだんとまとまらなくなってきたので、今回の
ROTTENGRAFFTY 25th Anniversary"響都グラフティー"京都パルスプラザのお話を。
OP、アテンション、Blown in the Reborn、永遠と影の再編集、響都グラフティー、エンドの映像製作を引き受けたのですが、裏話を少し。
怒られたら消しますし、あとで見返してイマイチだなと思ったら消します。
OPは結成年からカウントアップして行き、
タイトル。な構成だったのですが
本番3日前のリハの時にNOBUYAくんから、
『ロットン行進曲を使ってほしい。お客さん絶対喜ぶから。』と。さらに、
『直前に言うことじゃないけどごめんな、いける?』と。
編集マンには負担をかけてしまうが乗ってくれたし、それに向け他のスタッフも音源の調整など
必死に合わせてくれる最高のチーム。
さらに、『永遠と影も映像だされへんかな。』と。
確かに私もスマホゲームをめっちゃやってたから思い入れ大。
元のMVがあるだけに。。。が、そこも最高のチーム力でガツガツクリアに。
他にもBlown in the Rebornの最後に。。。など
これ以上詳しくは言えないけど、
常にファンとROTTENGRAFFTYのことを考えた発想が次々と出てくる。嬉しいし、かっこいい。
Blown in the Rebornツアーで毎日次の公演の事」新曲のこと、ファンのことを考えて、やっとファイナル、響都グラフティーのことを考えられるんだなと。
毎日毎日、ファンとバンドのことを考え続けている姿勢が、その思いが周りを動かす力にもなるんやなと、ジーンときました。
本番までのメンバーみんなすごくて、
楽器隊をまとめる侑威地くん、音作りにこだわるMASAHIKOくん、外でもずっと練習しているHIROSHIくん(ミーティングも)、いつでも最高なリリックが飛び出すN∀OKIくん。当日の手紙のくだりは天才としか…。
さらに、やばい量の情報をやりとりしても笑ってるがんちゃんに細やかな気配りの西村ちゃん、表舞台を支える舞台監督とテクニカルチームの皆さん。
ROTTENGRAFFTYチームの一体感を感じつつ
響都グラフティー。
前日の設営にはNOBUYAくんも来て会場を全部見ていた。
25年やってきたROTTENGRAFFTYのこと、来てくれるファンのこと、私が考えつかない細部まで色々考えて歩いてたんだろうと想像する。妄想ばかり。
そして本番当日。
これは目撃した人がわかることなので、あえて書かないけど、自分ができることとしては来てくれた人に笑顔で帰ってもらうこと。
金テープをいっぱい拾って、
取れなかったお客さんに渡してあげてたら、
テープにメンバーそれぞれ(KAZUOMIくんのも)メッセージが。
こういう演出ってROTTENGRAFFTYが本当に感謝している思いが伝わって、
泣けてきました。
さらに、最後にNOBUYAくんが両手の親指、人差し指、中指を立ててたこと。
分かる人には分かる、最高のアクションで泣けました。
まだまだ書き足りないけど、いよいよ長文すぎて
『お前ひまなん?』と思われそうなのでこのあたりで撤退します。
最後に
ロットングラフティーからファンの方、
ファンでいてくれて、本当にありがとうございます。
そして、ROTTENGRAFFTYからや最近ファンになった方へ、
2010年This World発表の年にROTTENGRAFFTYとなりました。
そこからでも14年。新曲のRELEASEには時間が必要で、待たないとですが、
カタカナロットンのときの曲もすごいのがたくさんあります。
昨今サブスクなどでも聴きやすくなったので、
是非遡って聴いてほしいです。
ある意味新曲として聴けてもっともっとROTTENGRAFFTYが好きになると思います。
待たずに新曲が聴ける!最高ですね!
あ…。最後に。って言ってから話長いのは・・・。
締めます。
ROTTENGRAFFTY、これからもみなさんと一緒に応援していきますので、
まずはBlown in the Rebornツアー延長戦!?
こちらでLIVEを堪能してください!
北海道に至ってはワンマンなので、
熱すぎて雪も溶けちゃいますね。
さらに、響都グラフティーも映像化されますので
乞うご期待!!
新曲『響都グラフティー』のRELEASEも
待ち遠しい!
ああああああああああああああ!
その前の前に!
2024年年末!
響都超特急!!!!
第2弾の発表もすごかったですね!
まだROTTENGRAFFTYのライブに、
来たことのない人!
ROTTENGRAFFTYのLIVEは激しい!で有名すが、
お客さんがめっちゃ優しい(ロットン慣れ?)ので、絶対楽しめると思います!
演者とお客さん。と言うより、
会場中がROTTENGRAFFTYになる。
そんなイメージなのです。
好き勝手書きましたが怒られたら消します!
いや、その前に自分の会社が10年目突入してることを書かなきゃ。
なんですが、それよりも大切なんです。
あらよ~っと!!